遊びは大きな柱

身近にある素材を使って作ったり、描いたりする経験を積む中で、
子どもたちは自分の内側にある感覚を元に、
ものを創造する楽しみを覚えます。
同時に、一人ひとりのもつ感じ方には違いがあることを知り、
お互いを認められるようになります。
造形は、ものや人との本質的な関わり方を学び
より良く生きるための力を身につける機会です。

3歳以上になると、造形の時間があります。
子どもたちの育ちにあわせ、年齢別に行います。
講師は造形作家の荒尾克彦先生。
身近で親しみのある素材を、
あっと驚くような作品にしてしまう先生との時間は
子どもたちの楽しみです。

今日はどんな楽しいことが起こるかわくわくします。
子どもたちは造形を通じて
紙、毛糸、布、木、木の実、容器・・・、
身の回りにあるもの全てが素材になることを知ります。
それらを使って、時には外で、時には部屋で、
時には全身も使っていろいろなものを
作り出せることを知ります。
子どもの個性が輝く、作品が出来上がります。

造形の大きな特徴は、
「成功も失敗もない」ということです。

上手に作る技術を身につけることが目的ではありません。
大切なことは、既成のイメージにとらわれず
子どもたちが自分の内側から
自由に発想を広げて創作することです。

実際にものやお友だちとの関わりの中で、
ものを大切に扱うことや
人を思いやる気持ちも育まれていきます。

最初は自分本位な態度をとる子どもも、

順番を守ったり、

用具を分かち合うことなどが
自然と出来るようになっていきます。

実際に素材に触れ、
身体、手指を使って表現する喜びを知った子どもたちは、
日常生活の中でも、
自分から素材を探し、
考えたり、試したり、工夫することを楽しめるようになります。